大 会 長 挨 拶

 平成28年6月吉日

第11回 九州放射線医療技術学術大会 大会長 江藤 芳浩
 第65回 公益社団法人日本放射線技術学会九州支部学術大会
 第62回 九州放射線技師学術大会


このたび、第11回九州放射線医療技術学術大会を、平成28年11月5日(土)~6日(日)、大分県別府市の別府国際コンベンションセンターB-ConPlazaにて開催する運びとなりました。今大会はメインテーマを「放射線技術の飛躍」、サブテーマを「求められる深化と多様性」として開催致します。
 
九州放射線医療技術学術大会は10年の節目を超え、お陰様で今回11回目の開催となります。毎回多数のご演題を頂き、九州地域の会員の皆様にとって非常に関心の高い学術イベントとして位置付けられるようになりました。
 
この10年を振り返ってみますと、チーム医療の推進、医療機器と情報処理の技術革新、グローバル化、診療放射線技師法改正、医療事故問題、診療放射線技師の高学歴化、2025年問題、放射線災害対応など挙げれば切りはありませんが、様々な問題や仕組みの変化が同時進行に起こり、医療はあらゆる方向から影響を受け複雑化しています。我々はこうした“多様化”する社会への対応力を高め、活動の裾野を広げて行く必要があります。またそれと同時に、放射線医療技術を新たな視点からさらに追求し、向上、強化する “深化”が求められています。
 
(公社)日本放射線技術学会将来構想特別委員会は「多様化する社会の要請に応えて」と題する10年後を見据えた具体的な答申をまとめています。また、(公社)日本診療放射線技師会も職能団体として診療放射線技師の地位向上と公衆衛生の向上、国民保健の発展のための将来構想を掲げ、行政庁に対しても様々な提案を展開しているところです。
 
そうした背景から、本大会は、放射線技術の“多様性”と“深化”を趣旨とした多数の題材の中から、科学研究費助成事業を通じた研究、形態から分子診断の臨床、多職種との共同研究、放射線災害対応という4つのテーマを取挙げ大会シンポジウムを行います。本シンポジウムが会員の皆様にとって将来に向け取り組むべきヒントとなれば幸いです。 
 
また、本大会では特別講演として、東京大学大学院 医学系研究科 教授の真田弘美先生に「看護ケアを科学する方法論の構築」と題してご講演をいただきます。市民公開講座では「正しく知ろう!乳がんのこと ~画像診断による早期発見と治療~」をテーマとして、うえお乳腺外科院長の上尾裕昭先生に基調講演を頂き、MMG、乳腺エコー、看護ケアのパネリストにお話し頂きます。さらに、実行委員会企画としまして日本放射線技術学会国際戦略委員会による「英語プレゼンテーション支援セミナー」、放射線治療研究会による「放射線治療セミナー」を企画いたしました。また、日本放射線技術学会九州支部、九州地域放射線技師会、関連メーカー様の企画によるランチョンセミナーも開催致します。盛りだくさんの企画をご用意致しましたので、会員の皆様には是非お誘い合わせの上、多数のご参加を頂けますようお願い申し上げます。
 
最後に、大会のもう一つの楽しみは情報交換会です。大会初日、5日(土)の19:00よりホテルサンバリーアネックス「エメラルドホール」にて開催致します。大会に参加された会員が一堂に会し、大分の山海の幸を堪能しながら、会員相互の親睦を図って頂き、大分の思い出として頂ければ主催者としてそれ以上の喜びはございません。情報交換会は事前登録ですが、当日も承っておりますので是非ご参加ください。
 
また、滞在中に機会がございましたら特産品の関アジ、関サバ、城下カレイ、ふぐ料理、豊後牛、大分麦焼酎をはじめ、別府冷麺、鳥天、大分唐揚げなど、本場の味を是非ご堪能ください。
 
大会役員、実行委員会一同、皆様のご来県を心よりお待ちしております。